オーナーメッセージ
当社醸造所があります勝沼町は古くからぶどうの産地であり、自然豊かな果樹地帯に立地しています。当社はこの地域の固有品種である「甲州」と、山梨県で多く栽培されている「マスカット・ベーリーA」に特化し、この地の畑の特性を活かし葡萄栽培からワイン販売を一元的に行い、この土地をワイン醸造事業を通して後世に残し、地域の発展に寄与していきたいと考えています。
MGVsワイナリーは過去に半導体製造工場として稼働して参りましたが、新たにワイン醸造所としてスタートするに至るまでには以下の想いがあったからです。
ワイナリーに隣接する自社畑は日川沿いに位置し、川に沿って吹く風は水はけがよいため糖度が上がりほどよく酸味も残り、ワインに適した絶好の葡萄栽培に適した地であること
私自身が農家の息子として育ち、代々この地で丹精込めて育てたぶどうを引き継ぎ、より良い栽培方法を従業員とともに確立したいという想いがあること
品質に厳しい半導体製造で培ってきた経験を活かし、更に徹底した品質と衛生管理を保つノウハウがあること
何よりもこの地のぶどうで出来るワインが好きであること
醸造設備はすべて新品で始まったばかりのワイナリーですが、熟練の栽培家と醸造家、スタッフで試行錯誤を繰り返しながら、一年一年、この土地のワインを造り上げていきます。
皆さまの様々な場面でお供させていただけるよう、MGVsワイナリースタッフ一同力を合わせ、一歩ずつ地道に挑戦を続けて参ります。
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

代表取締役 松坂浩志